蔑された小さな命
Abandoned from City
萩原和奈可 個展
2021/9/16~9/26
蔑(なみ)する
ないものと考えて無視する。
ないがしろにする。
参照:広辞苑
人間にとって
不快だと見做されたものたちが、
徹底的に排除された無機質で清潔な環境。
都市生活の裏側では、
ゴミとしてひとまとめに蔑された
害虫や雑草、劣化、腐敗、死が
存在しています。
都会から遠ざけられた
はかない小さな命の循環を、
都会に届くアートへ翻訳します。
萩原 和奈可
一般に忌避されがちな生物や状況から
一般に認められる美しさを見出す
「嫌われものを描く日本画家」です。日本の伝統的な画材と金属箔を用いて、
濃淡を強調した絵画作品を制作しています。死や腐敗などに焦点を当てることと相まって
「厳か」「神秘的な」とも評価されます。金属の酸化による光沢、
貝殻の粉による目を引く白さ、
水墨画のような陰影が見所です。
活動
年 | 展示名 | 会場 | 場所 |
---|---|---|---|
2020 | 害蟲展 | ego Art & Entertainment Gallery | 東京 |
2019 | Small Works 2019 | ガレリア・グラフィカbis | 東京 |
2018 | 彩脈 | ガレリア・グラフィカbis | 東京 |
2017 | 嫌われしものの美 | ROADSIDERS'weekly 7月26日Vol.269 | 配信 |
2017 | ヴァニラ画廊大賞展 | ヴァニラ画廊 | 東京 |
2015 | 蟲展4 | The Artcomplex Center of Tokyo | 東京 |
2014 | 全国美術大学奨学日本画展 | 石正美術館 | 島根 |
gallery hydrangea
郵便番号 | 〒131-0032 |
住所 | 東京都墨田区東向島1-3-5 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 13:00~18:30 (最終日~17:00) |
定休日 | 火曜日、水曜日 |